mgmg_onigiri’s blog

記憶の一部

毎日が苦痛だった

産まれてもうすぐで25年。

全てを恨んだ時も、憎んだ時も、悔やんだ時も、放り投げたくなった時も、どうしたら良かったのかと空虚な気持ちに毎日毎日、苦しめられていた時も今となっては懐かしくと思う。

 

毎朝起きるのが苦痛だった。

起きてまず感じるのは、喉の苦しみ。

何かがずっとそこに居て私の呼吸を苦しめていた。

薬で無理やり寝ていたから頭も痛かった。

毎朝思うことは変わらなかった、死にたいの一言だった。

どうしたら良かった、を毎日反芻していた。

 

普通の人が羨ましかった。

普通に親に恵まれて、離婚や暴力やネグレクトや不倫とは縁が遠く、普通の家庭で育つ人が羨ましかった。

父が2回変わったり、少しの間家族だった兄と二度と会えない人生を送らない人が羨ましかった。

 

当たり前の家庭を知らないし、当たり前の愛情も知らない、24年間生きてやっと家族と家族になれた人が、これから先当たり前を享受して幸せになれるとは今でも思ってない。

 

でも私は幸せだと思う。

家族とは一生家族で居られない人だっていて、けど私は周りから「仲がいいんだね」と言われるまでにもなれた。

私が全て許したから、許さざるを得なかったからだ。

でもそれでも良かったと思う。

私は家族と家族になりたかった。

今が幸せだなと思う。

 

過去を思い返せばまだ苦しい事ばかりで、今でも自分のことに精一杯で、今の私が、私の思う普通の人かと言えば全くそうでは無いけれど、少しずつ消化して飲み込んで、死ぬ時に過去の事全て消化できてたらいいなと思う。